設計への思い・小滝貢/メディカル施設をデザインする。
建築家は英語でアーキテクト(architect)といい、アートとテクノロジー(技術)の融合を図る人間として定義されています。
アートとテクノロジーのどちらが優先されるかは、建築家のポリシーによって、また状況によって異なるわけですが、我々の建築設計(新築工事・内装工事)は技術優先がほとんどです。
また、自然と人工的な建築物の融合もこれからさらに大切になってくる大きなテーマです。
病院建築設計(歯科医院設計)は、機能性、情報、システム、技術、工学、社会システム、法律、経済などのテクノロジーによって規定されており、
個人の趣味による嗜好(インテリア、デザイン性等)は機械のようなシステムに入る余地は極めて少ないのが現実です。
個人の嗜好だけではではなく、経営者(歯科医院)として患者さまとの接点を考えたとき、初めて生まれる新しい歯科医院のカタチがあります。